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カズヒロ:
「お待たせ!ごめんね、寒かったでしょ・・」



Mimiko:
『あんまり待ってないから大丈夫ですよ(*´ω`*)』



カズヒロ:
「お腹すいてない?何か食べたいものある?」



Mimiko:
『あぁ・・ちょっと緊張してて全然お腹減ってないw
でもカズヒロさんお腹減ってるでしょ?ご飯食べに行きますか?』



カズヒロ:
「ちょ・・カズヒロさんってよぶの禁止。んで、敬語も禁止。」



Mimiko:
『いやぁ、でもねぇ・・じゃぁなんて言えばいいんですか?』



カズヒロ:
「ですか?」



Mimiko:
『なんて呼べば・・いいの?』



カズヒロ:
「みみちゃんの呼びやすいようでいいけど、さん付けは無し!」



Mimiko:
『じゃぁ・・・カズ君・・・』



カズヒロ:
「よし。じゃぁ、なんか食べよう。」





最初から、カズヒロのペースに巻き込まれ気味・・・



意外とシャイな部分のあるMimikoは、ちょっと気がある男子だと特に
顔も見れない位に緊張するタイプ。


車の中だと、顔見なくてもいいから気分的には楽なんだけど・・・・



カズヒロ:
「いやぁ・・相変わらず可愛いなぁ・・(*´∀`*)」



とか、信号待ちの度にちょいちょい攻撃してくるので
全然緊張解けず(笑)




しばらく車で走って、適当にファミレスに入ることに。
Mimikoはお腹減ってなかったのでデザートだけ。



地元が同じ地域ってこともあったし、お姉ちゃんと同じ年
だったから、色々と地元トークで盛り上がり、少し緊張が溶けて
お会計を済まし、また車に。


Mimikoは次の日お休みで、カズヒロは仕事だって言ってたから
そんなに遅くはならないで帰る予定だったのだが・・・




カズヒロ:
「みみちゃんってさ、どのくらい彼氏いないの?」



Mimiko:
『うーん。3ヶ月くらいかな・・?』



カズヒロ:
「もったいないなぁ。モテるでしょ?」



Mimiko:
『そんなwモテませんよ(笑)』



カズヒロ:
「俺みたいなのと、遊んでくれるなんて・・・マジ幸せなんだけどw」



Mimiko:
『そんなことないよ(笑)カズ君いい人だし・・・』



カズヒロ:
「いい人かぁぁぁ・・・・それ褒めてない・・・」



Mimiko:
『いやいや、ホントに!今日だって楽しいし!メールとかも楽しいし・・』



カズヒロ:
「好きになっちゃう?」



Mimiko:
『はっ?!えっ!?(*゚д゚*)!!!』



カズヒロ:
「あはは(笑)」



Mimiko:
『もぅ・・・意地悪・・・(´・ω・`)』



カズヒロ:
「可愛いなぁ(*´ω`*)w」



Mimiko:
『カズさんこそ、モテるでしょ?そうやって女の子たぶらかすんでしょ。』



カズヒロ:
「俺は、至って真面目ですよ。」



Mimiko:
『カズさんの彼女になったら大変ですね。』



カズヒロ:
「・・・・・・・・やっぱり・・」



Mimiko:
『ん?』



カズヒロ:
「あのさ・・・やっぱりみみちゃん聞いてなかった?」



Mimiko
『ん?何が?』



カズヒロ:
「みみちゃん・・・俺、みみちゃんのことすごく可愛いと思うし
めっちゃいい子だし、マジですごい好きになってるのね。」



Mimiko:
『!!!・・・・は・・はい(*゚д゚*)』



カズヒロ:
「みみちゃん・・これ聞いたら俺のこと嫌いになっちゃうし
怒ると思うんだ・・・」



Mimiko:
『・・・えっ?なに??』



カズヒロ:
「俺のこと嫌いになるよ・・・」



Mimiko:
『ちょっと・・・なに?言ってみて?』



カズヒロ:
「俺のこと好き?」



Mimiko:
『はっ???えっ?・・・うーん・・・好き・・だ・・と・・思う。』



カズヒロ:
「マジかぁ・・・俺死ぬわマジで。うわー、知らなかったかぁ・・・」



Mimiko:
『だから、何?・・・彼女・・・いるの?』



カズヒロ:
「ううん・・・・結婚してるの・・・」









Mimiko:
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?』




まさか、結婚していると来るとは思わなかった。
彼女がいるんだ・・・ごめん( TДT)って言われることを覚悟してたのに
突き抜けてしまい、事態が飲み込めていなかった。



Mimiko:
『ちょ・・・はっ?え?結婚してるの?』



カズヒロ:
「うん・・・」



Mimiko:
『だって・・・合コン・・・』



カズヒロ:
「あの飲み会で、結婚してるって話してたんだけど・・・
あぁ、みみちゃん介抱したりしてたから・・・聞いてなかった?」



Mimiko:
『聞いてない!!!・・・・はず。
だって、既婚者なのに合コン来ていいの???てか、言ってよ!!』



カズヒロ:
「聞いてたと思ってたんだもん。やっぱり嫌いになった?」



Mimiko:
『嫌いとか・・・そういうんじゃなくて・・・』



カズヒロ:
「じゃぁ・・・好き?」



Mimiko:
『なにそれ・・・ズルいよ・・・』



カズヒロ:
「すねた顔もかわいいなぁ・・・」



Mimiko:
『はっ?なんで・・そういうこと・・・』




車は信号で止まっていた。
カズヒロの言葉に怒って、カズヒロを見たMimikoに



カズヒロ:
「ごめんね・・みみちゃん」



とMimikoを引き寄せカズヒロはキスをした。








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