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「お前、何やってんの。」





驚いて振り返ると、腕を掴んでいたのは遼だった。





凛香:
「離してください。帰ります。」

遼:
「ちょっと待て。今電話すっから。」






と、携帯を取り出し電話をかけた。相手はタケルさんのようだった。






遼:
「あー俺。見つけたわ。うん。帰るっていうから、送って俺も帰るわ。
リホちゃんに宜しく言っておいて。後でメールでもするように言っとく。
うん、わかった。じゃぁな。」






遼は携帯をポケットにしまうと私を冷めた目で見降ろした。





遼:
「あんな状態で帰ったらみんな心配すんだろうが。
リホちゃんなんて、北原のコト殴ってたぞ。後で電話でもメールでもいいからしてやれ。」

凛香:
「はい。・・・・ごめんなさい。」

遼:
「お前家どこ?」

凛香:
「三茶です。」

遼:
「じゃぁ、まだ時間大丈夫だな。行くぞ。」

凛香:
「え?ちょ・・・帰ります。離してください。」

遼:
「俺、飲み足りねぇの。いいから来い。」






そういうと、私の手を取りどんどんと歩いていく。


振りほどこうと思えば振りほどいて帰ることもできたのに・・・
私は何故か遼に大人しくついていく。


しばらくすると、6階建ての雑居ビルについた。
地下への階段を下り、ドアの前に立つと、おもむろにキーケースから鍵を取り出した。





凛香:
「え?お店やってるんですか?」

遼:
「あぁ、さっきタケルと話してたの・・・
あぁ、お前ほとんど話聞いてなかったか。ここは俺の趣味でやってるBAR。
ここ、俺んちのビル。だから友達と集まって騒いだりするときに使うの。
たまにしか使わねぇけど。」





たしかに、お金持ちだという事は聞いていた。BAR開けないの?みたいなことを
タケルさんがさっき言ってたのもなんとなく覚えている。


ここのことか・・・



遼がシャッターを開け、ドアを開けてくれ、そのまま店の中に入っていき、電気をつけた。
店内はDJブースなどもあり、クラブのイベントとかでもたまに使われているようだ。





遼:
「何飲む?」

凛香:
「えっと・・・じゃぁ、カシオレ。」





さっき飲み損ねたカシスオレンジを頼んだ。遼は煙草に火をつけ、カウンター周辺の電気をつけ
私にカシスオレンジを作り、自分はテキーラを飲んだ。





凛香:
「テキーラ・・・お酒強いんですね。」

遼:
「あぁ。滅多に酔わないな。飲んだことあるか?テキーラ。」





私は遼の周りにまとわりついている煙の筋を目で追う。





凛香:
「無いです。美味しいですか?」

遼:
「あぁ、美味いよ。飲むか?」





そういうと、遼は自分の使っていたショットグラスにテキーラを注ぎ、私に塩とライムを渡す。





遼:
「手握って、人差し指と親指の又のところに塩載せて。ライム齧って。テキーラ飲め。
そう、で塩舐める。」

凛香:
「けほっ、けほっっ。きっっつ。でも・・・意外に飲みやすいかも。」





初めて飲むテキーラは喉と胃が焼けるようだったけど、想像していたより飲みやすかった。
遼はもう一杯グラスに注いで、くし切りにしたライムを小皿に盛った。


そして、私の隣に座りライムを齧りグラスのテキーラをを呷ると
私を抱きよせ、口移しでテキーラを飲ませた。





凛香:
「んん・・・けほっ・・」





そして、塩をつけた指を私の口にいれ





遼:
「舐めろ」





と言い・・・私は、素直に遼の指ごと塩を舐めた。


遼は指を抜くと、またグラスにテキーラを注ぎ、ライムを齧ってグラスを呷り私に口移しする。
遼の舌が入ってきて、私は舌を絡ませる。
私がテキーラを飲み干すと口を離し、また塩のついた指を私の口に入れる。


私は舐めろと言われる前に遼の長い指に舌を絡ませた・・・




『私・・・何をやっているんだろう。』




頭の片隅で、理性がつぶやく。
しかし、テキーラと遼の雰囲気に完全に飲まれ、理性のつぶやきは私を止められない。


私はテキーラをグラスに注いでライムを齧り、グラスを呷って自ら遼に口移しをした。


その瞬間、遼はテキーラを飲み干し舌を絡ませながら、スカートの中に手を入れ、
そのままショーツのクロッチ部分をずらし、指を中に入れた。




凛香:
「んぁぁ・・・ちゅっ・・・はぅ・・」





スカートの中からは、くちゅくちゅと、いやらしい水音がコンクリートの壁に響く。
私の中から溢れる蜜が太ももを伝っていくのがわかる。


あぁ・・・いやらしい音がする。
私、遼のコト何も知らないのに・・・
今日会ったばかりなのに・・・


そう思うと余計に感じてしまい、次から次へと蜜が溢れ、くちゅくちゅという音が大きくなる。
私は、無意識に遼の首に腕を回し、遼の舌を求めた。





遼:
「すげー濡れてる。いやらしい女だな。腰動いてるぞ。」

凛香:
「やぁぁ・・・はぅ・・・んんん・・・あぁぁん・・・」

遼:
「こっち来い。」





遼はそう言うと、私の手を引きフロアにある大きいソファーに私を座らせ、





遼:
「ちょっと待ってろ。」





と言うとカウンターの奥にある事務所に入り、しばらくすると・・・
黒い鞄を手にして、戻ってきた。






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