『はぁ・・んん・・はぁ・・はぁ・・』
暗闇の中、女はベットの中で身体を火照らせる。
ここ数カ月、遠距離恋愛中の恋人と仕事の都合で逢えず、他の誰とも交わっていない。
時が過ぎていくにつれ、『欲求』は『飢え』へと変わっていった。
目を閉じ、恋人を思い浮かべる。
彼の体温、彼の手の感触、彼の唇、彼の声・・・
数か月交わっていなくても、彼の感触は鮮明に蘇る。
彼の手が、優しく愛撫するように自分の身体を撫でていく。
手に余る、豊かな胸のふくらみを揉みしだき、ツンと起った蕾を弾く。
『はうぅっ!』
普段は声など出さないが、『飢え』は身体を敏感にし、少しの刺激にさえ声が漏れてしまう。
むにゅむにゅと、揉みごたえのある胸を堪能すると、
右手がするすると下降し、手入れされた茂みを抜け女の泉へと向かう。
女の中の『飢え』は泉を満たし、濃厚な女の蜜の匂いをふりまいている。
秘裂に指を這わし、蜜を掬うとぷっくりと充血した淫芽に塗り込む。
『あぁん・・』
いつもより敏感になっている淫芽は、ビリビリと強い快感をもたらす。
溢れてくる蜜を何度も何度も掬っては塗り込み、
快感に肌は粟立ち、ビクビクと身体が跳ねる。
恋人なら、どうやって自分の体を弄ぶか・・・
快感で痺れている頭で考え、それを実行していく。
しかし、どうしても自分の指では与えられる刺激に限界がある。
『飢え』は女を貪欲にし、欲望に忠実にさせる。
女はサイドテーブルからロー♥ターを取り出す。
ヴゥゥゥゥゥン・・・
『あぁぁっ!!・・・んん・・はぁん・・・っっ』
ロー♥ターが淫芽を押しつぶし、振動を与える。
ビリビリと脳が痺れるような快感に、飲みこまれそうになる。
彼の指で、舌で、淫芽を弄ばれている事を想像し、快感が倍増してゆく。
『くぅっ・・はぁ・・あぁ・・だめ・・い・・・っく・・・いくっいくぅっ!!』
びくんっびくんっ・・と身体を跳ねさせながら女は果てる。
熱い吐息を吐き出しながら、息を整えるが、身体の疼きは収まらない。
気だるい身体を起こし、再びサイドテーブルに手を伸ばすと、
彼に買い与えられた、太めのバイ♥ブとローションを取り出す。
ローションをバイ♥ブに塗り、ひくひくと蠢く蜜壺へ沈みこませる。
『んんんっ・・・はぁぁぁ・・・』
中が満たされ、肉壁が押し広げ分け入ってくる感触がたまらない。
左手でバイ♥ブを沈み込ませながら、ロー♥ターを淫芽にあてがう。
『あぁぁん・・・んん・・ぁん・・はぁ・・はぁ・・』
ついさっき果てた時の余韻が残っていて、また快感の波に攫われそうになる。
恋人に奥まで突かれているのを想像しながら、ずんずんと貫いていく。
奥を揺らすように・・・
女は貪欲に快感を欲し、『飢え』を満たそうとする。
『あぁぁっ・・・また・・逝っちゃいそ・・ダメ・・・いく・・いくぅっ!』
ガクガクと身体を震わせながら果てても、両手は貪欲に動き続ける。
恋人が何度も何度も自分を果てさせるように、自分自身で攻め立てる。
『はぁぁっ!・・やぁぁ・・あぁぁん・・・い・・っちゃ・・うぅぅぅぅ!!!』
何度も果て、頭が真っ白になるくらいの大きな快感の波に飲み込まれ
女は力尽きたようにそのまま寝息を立てる。
しかし、女の中の『飢え』はまだ満足していない。
また今夜も・・女は疼き、『飢え』の僕となるだろう・・・・
END