『愛華、今・・お兄ちゃんと・・・キスしてる・・・』
愛華は、嬉しさと背徳感が混在する意識の中で、下腹部がジンジンと熱くなっていく。
隼人:
「愛華・・・愛華・・」
そう言いながら、隼人は愛華を抱きしめる。
愛華は隼人の腿の上に乗る形になり、熱くなった隼人の肉釘が愛華のお尻に当たる。
愛華は抱きしめられながら、兄の顔を見つめる。
パーマのかかった長めの髪、きれいな肌、スッと筋の通った高い鼻、長いまつげに縁取られた
大きい切れ長の目、さっき口づけを交わした薄めで綺麗な形の唇。
182センチの長身で、小学校から高校までずっと野球をしていた均整のとれた筋肉質の体。
美容の専門学校に行って美容師になり、センスに磨きがかかって、とてもモテるはずである。
その兄が、自分のことを・・・そう思うと、濡れていくのがわかった。
隼人は自分が切った愛華の、顎の下で短く切りそろえられた髪を撫で、
キスをする。そっと優しく・・・だんだんと深く。
愛華は、真人の華奢な腕とは違う、隼人の男らしい腕に抱かれ、高まっていく。
隼人:
「愛華、お前がこういう格好するたびに、俺お前のコト襲いたくなってた。」
と隼人は耳元で少し恥ずかしそうにつぶやく。
愛華は、ノーブラにキャミ、それにパイル地のショートパンツとパーカーという格好である。
そう言われると途端に恥ずかしくなり、胸元を手で隠そうとするが、
隼人に手を取られ、後ろ手におさえられてしまった。
愛華:
「お兄ちゃん・・・恥ずかしいよぉ・・・」
愛華の手を左手で押さえ、パーカーを右手で肩から落とす。
すると、キャミに包まれた形のいい豊かな胸が現れる。
ごくんっと、隼人が唾を飲み込む音がする。
そろりそろりと肩から胸のふくらみまでのカーブをを指でなぞる。
愛華:
「ぁ…ぁぅ…お兄ちゃん・・・恥ずかしぃ・・・」
愛華は頬に紅が差し、微かに震えながら隼人の指先を目で追う。
キャミの肩ひもがずれ、そのまま指でキャミをずらすように引き下げ、
ツンと勃った桜色の頂点をあらわにする。
隼人:
「ピンク・・・きれいだな。」
愛華:
「見ちゃダメ・・・」
隼人は指先で頂点を弾いた。
愛華:
「ぁんっ・・・」
隼人は舌を伸ばして頂点を舐める。
愛華:
「ぁあん・・・」
びくっっと体が跳ね、声が漏れる。隼人は舌先で、くにくにと押しつぶすように舐め続ける。
愛華:
「はぅ・・・あぁん・・・」
隼人:
「敏感なんだな・・・愛華、可愛い・・・」
愛華:
「やぁ・・・ぁあん・・」
隼人は、愛華を抱えあげ、ベットに移動した。そっとベットに横たえると、髪を撫で
隼人:
「愛華・・・愛してるよ・・」
といって深くキスをした。愛華は隼人の首に腕を回し、キスを受ける。
愛華:
「お兄ちゃん、愛華も・・・愛華も愛してるよ。」
隼人:
「愛華・・・」
ぎゅぅっと抱き合いながら舌をを絡め、吸いあう。
愛華:
「ん・・・はぁ・・・」
隼人:
「夢みたいだ・・・ここで目覚めて夢だったら・・・俺泣くわぁw」
愛華:
「くすくす・・・夢じゃないよw」
と隼人を抱きしめる。隼人は身体を入れ替え愛華の上に跨り、自分もTシャツを脱ぐ。
真人とは対照的な、男らしい体つき。愛華は思わず手を伸ばして触る。
隼人:
「おいっwくすぐったい・・」
愛華:
「良い体してるなぁ?と思って。真人とは大違い(笑)」
と言うと、隼人の眼の色が変わった。
隼人は愛華の手をとり、頭の上に押さえつける。
愛華:
「え・・・お兄ちゃんどうしたの?」
隼人:
「あいつも愛華のコト触ったのか?」
愛華:
「・・・・・うん・・・」
隼人:
「愛華は・・・アイツと・・どこまでしたんだ?」
愛華:
「えっ・・・あの・・もう愛華バージンじゃない・・」
隼人:
「っち・・・あの野郎・・絶対ゆるさねぇ。」
愛華:
「お兄ちゃん・・・やきもち?」
隼人:
「・・・・。」
愛華:
「でも、愛華お兄ちゃんのほうがカッコいいと思うし、お兄ちゃんのほうが好き・・・」
隼人:
「本当か?」
愛華:
「うん。愛華は・・・もうお兄ちゃんのものだよ。」
隼人:
「愛華・・・」
隼人は押さえていた手を離し、きつく指を絡め、愛華にキスをする。
そして、耳から首筋へと舌を這わす。
『・・・な・・何これ・・・気持ちぃ…』
愛華を、真人との交わりでは感じたことのない快感が襲う。
愛華:
「あぁん・・・ぁん・・・ぁあ・・・」
隼人は隅々まで、味わうように舌を這わせ、愛華は微かに震えながら啼く。
愛華の豊かな胸に舌を這わせ、頂点に向かって一気に舐めあげる。
愛華:
「あんっ・・・」
そして、片方の手で胸を揉みしだき柔らかく、でも弾力のある手触りを愉しむ。
愛華:
「お兄ちゃん・・・」
隼人:
「何?」
愛華:
「愛華を・・・愛華のコト・・・お兄ちゃんの好きにしていいよ。」
愛華は、背徳感を感じながらも、隼人に全て捧げ、淫靡な快感と隼人の愛に溺れることを選んだ。