紫煙の向こうに光る眼②
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一瞬、目が合った時、全身に鳥肌が立った。
遼と目が合ったのはほんの一瞬だった。
遼は目が合ったことさえ気がつかなかった様にグラスに手を伸ばした。
何だろう今の・・・。どうしたの?私・・
リホ:
「・・・・・・・なんだよねぇ。ね?凛香。凛香?聞いてる??」
凛香:
「え?あ、はいゴメンナサイ!なんですか??」
リホ:
「(笑)どうしたの?」
凛香:
「ゴメンナサイ、ちょっとぼーっとしちゃってw」
リホ:
「めずらしい(笑)今ね遠野君にあんたが1年くらい彼氏いないって言ってたの。」
遠野:
「可愛いのに、もったいないなぁって言ってたんだよw」
凛香:
「いやいや、全然可愛くなんかないです。」
遠野:
「可愛いってー!!モテそう。」
リホ:
「でしょ?可愛くてモテんのよ。でもねー、この子無愛想にしちゃうのよね。」
凛香:
「男の人と話すの少し苦手なんです。」
リホ:
「前はそんなことなかったじゃない。
あれは、あの男が悪いんで、あんたが悪いわけじゃないんだよ?
いつまで引きずってるの。イイ男なんて腐るほどいるんだから。
遊んで経験していかないと!ねぇ?遠野君?」
遠野:
「そうだよ。何があったかわかんないけど、凛香ちゃん可愛いし、俺超タイプなんだけど!」
凛香:
「はぁ・・・ありがとうございます。」
リホ:
「またそぅやって!もぉ・・wはいはい、飲むよ!」
まただ・・・また無愛想にしてしまった。
好意を持ってくれる男の人は結構いる。でも・・相手に興味がわかない・・
元々の理想が高めなのもある。でも一番の原因は・・・もう傷つきたくないという思いだった。
リホ:
「凛香飲んでないじゃん!ほらー、飲んで飲んで!」
凛香:
「はいw」
リホさんがせっかく自分の事を考えて設けてくれた飲み会だし
美味しい料理と美味しいお酒を飲んで、少しは楽しまないと・・と思い直し
周りの人たちと少しずつ話し始めた。
遼をちらっと見ると、タケルさんとリホさんの後輩のミチちゃんと話していた。
そうこうしているうちに・・・
リホ:
「じゃー、席替えね!!」
と席替えタイムになった。くじ引きで番号順に座っていくことになり、私は4番。
壁側の一番奥の席になった。
向かいの席がタケルさん。そして隣が・・・遼になった。
タケル:
「おー凛香ちゃん、楽しんでる?あ、コイツ遼ね。」
凛香:
「はい、あ、はじめまして。凛香です。宜しくお願いします。」
遼:
「よろしく。」
タケル:
「ごめん、こいつ無愛想なんだけど、イイ奴だからさ、仲良くしてやって!」
凛香:
「あ、はい。」
なんだろう、この感じ。遼の顔が・・見れない。タケルさんと話をしていても、
遼が気になってほとんど頭に入ってこない・・・
タケル:
「でさぁ、コイツどSなんだよねwな?遼。」
遼:
「普通じゃね?」
タケル:
「普通じゃないだろwww凛香ちゃんはSとMどっち?」
凛香:
「え?んーーどっちだろう・・・自分じゃわかんないですw」
遼:
「君はMじゃない?」
凛香:
「え・・・?」
タケル:
「おー!さすが。察知しちゃった?」
遼:
「君の話し方とか見てるとそう思う。」
凛香:
「そ・・・そうですか?」
遼は一度も私のほうを向かずに話しているにもかかわらず、遼の声に反応して
また鳥肌が立ってしまった。
すると、遼の手が私の太ももに置かれた。
「!!!!」
びっくりしすぎて声も出ず、遼を見る事も、手を払いのけることもできなかった。
そのまま遼はタケルさんとしゃべり続け・・・
遼の手は内太ももから、するするとスカートの中へ。
私はタケルさんの話などほとんど聞く余裕もなく・・・
唯一の抵抗として、足を閉じることくらいしかできなかった。
『何この人。なんでイキナリ・・・]
タケル:
「ちょ、俺トイレ行ってくるね。二人で話しててw」
と、タケルさんがトイレに立った後ようやく遼の顔をみた。すると・・・
遼:
「やっぱMだな。」
とニヤリと嗤ったのだ。
遼と目が合ったのはほんの一瞬だった。
遼は目が合ったことさえ気がつかなかった様にグラスに手を伸ばした。
何だろう今の・・・。どうしたの?私・・
リホ:
「・・・・・・・なんだよねぇ。ね?凛香。凛香?聞いてる??」
凛香:
「え?あ、はいゴメンナサイ!なんですか??」
リホ:
「(笑)どうしたの?」
凛香:
「ゴメンナサイ、ちょっとぼーっとしちゃってw」
リホ:
「めずらしい(笑)今ね遠野君にあんたが1年くらい彼氏いないって言ってたの。」
遠野:
「可愛いのに、もったいないなぁって言ってたんだよw」
凛香:
「いやいや、全然可愛くなんかないです。」
遠野:
「可愛いってー!!モテそう。」
リホ:
「でしょ?可愛くてモテんのよ。でもねー、この子無愛想にしちゃうのよね。」
凛香:
「男の人と話すの少し苦手なんです。」
リホ:
「前はそんなことなかったじゃない。
あれは、あの男が悪いんで、あんたが悪いわけじゃないんだよ?
いつまで引きずってるの。イイ男なんて腐るほどいるんだから。
遊んで経験していかないと!ねぇ?遠野君?」
遠野:
「そうだよ。何があったかわかんないけど、凛香ちゃん可愛いし、俺超タイプなんだけど!」
凛香:
「はぁ・・・ありがとうございます。」
リホ:
「またそぅやって!もぉ・・wはいはい、飲むよ!」
まただ・・・また無愛想にしてしまった。
好意を持ってくれる男の人は結構いる。でも・・相手に興味がわかない・・
元々の理想が高めなのもある。でも一番の原因は・・・もう傷つきたくないという思いだった。
リホ:
「凛香飲んでないじゃん!ほらー、飲んで飲んで!」
凛香:
「はいw」
リホさんがせっかく自分の事を考えて設けてくれた飲み会だし
美味しい料理と美味しいお酒を飲んで、少しは楽しまないと・・と思い直し
周りの人たちと少しずつ話し始めた。
遼をちらっと見ると、タケルさんとリホさんの後輩のミチちゃんと話していた。
そうこうしているうちに・・・
リホ:
「じゃー、席替えね!!」
と席替えタイムになった。くじ引きで番号順に座っていくことになり、私は4番。
壁側の一番奥の席になった。
向かいの席がタケルさん。そして隣が・・・遼になった。
タケル:
「おー凛香ちゃん、楽しんでる?あ、コイツ遼ね。」
凛香:
「はい、あ、はじめまして。凛香です。宜しくお願いします。」
遼:
「よろしく。」
タケル:
「ごめん、こいつ無愛想なんだけど、イイ奴だからさ、仲良くしてやって!」
凛香:
「あ、はい。」
なんだろう、この感じ。遼の顔が・・見れない。タケルさんと話をしていても、
遼が気になってほとんど頭に入ってこない・・・
タケル:
「でさぁ、コイツどSなんだよねwな?遼。」
遼:
「普通じゃね?」
タケル:
「普通じゃないだろwww凛香ちゃんはSとMどっち?」
凛香:
「え?んーーどっちだろう・・・自分じゃわかんないですw」
遼:
「君はMじゃない?」
凛香:
「え・・・?」
タケル:
「おー!さすが。察知しちゃった?」
遼:
「君の話し方とか見てるとそう思う。」
凛香:
「そ・・・そうですか?」
遼は一度も私のほうを向かずに話しているにもかかわらず、遼の声に反応して
また鳥肌が立ってしまった。
すると、遼の手が私の太ももに置かれた。
「!!!!」
びっくりしすぎて声も出ず、遼を見る事も、手を払いのけることもできなかった。
そのまま遼はタケルさんとしゃべり続け・・・
遼の手は内太ももから、するするとスカートの中へ。
私はタケルさんの話などほとんど聞く余裕もなく・・・
唯一の抵抗として、足を閉じることくらいしかできなかった。
『何この人。なんでイキナリ・・・]
タケル:
「ちょ、俺トイレ行ってくるね。二人で話しててw」
と、タケルさんがトイレに立った後ようやく遼の顔をみた。すると・・・
遼:
「やっぱMだな。」
とニヤリと嗤ったのだ。